過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

毎日、自分のキャラが変えることを楽しんでいる

あかりは、毎日、自分のキャラが変えることを楽しんでいるようだ。こないだまでは、「あかりちゃん」というと、「ちがう。やさしいワンワンなの」という。それで、数日間は「やさしいワンワン」と呼びかける。

で、今朝の話。あかりが聞く。「あかりちゃんは、きょうはなんだっけ」。おかあちゃんがこたえる。「赤いドラゴンじゃなかったの」。「ああ、やっぱり赤いドラゴンだとおもってた」。

きょうは、こういうキャラでいこうという生き方も面白い。

この人生も、何度も輪廻転生を繰り返していって、次に転生すときに、「よし次はこういうキャラで行こう。こういうパートを演じよう。そして、配役にはこういう人、ああいう人がいい」と、自分が選んで生まれてきたのかもしれない。

そして、大筋の脚本も自分で書いているのかも。いちばんのポイントは、原作者である自分が、そのことを知らない。演じている本人にとって、そのことがわかない。だからこそ、おもしろいんだろう。

けれども、いろいろと苦労が多いと、もっと楽ちんな、ゆうゆうな人生の脚本にすればよかっと思ったりする。

まあ、苦労も極まったとき、ああそうだ、これもじつはみんな自分で作ったドラマだったんだ。これって、なんておもしろいんだろう。そのからくりに気がつくのかもしれない。まったくの仮設であるが。