過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人から「がんばってください」と言われると、けっしていい気分がしない

仕事、山積み。子育て、たいへん。「さあ、がんばろー」と妻にいうと、あんまりいい反応がかえってこない。いつもがんばっているのに、それ以上、言われたくないということだ。

「がんばってるねー。よくやってるねー」というと、なんとなく「うん」とこたえてれる。

たしかに、そうだ。ぼくも人から「がんばってください」と言われると、けっしていい気分がしない。ちっとも力づけにならない。

なんだろうね。自分は高みにいて、埒外にいて、なんにも手伝わずに、ただ、がんばって(わたしは関係ないけども)という響きだからかな。

とくに病気の人、苦境に陥っている人に対して、「がんばってください」「がんばってね」というのは、要注意かも。ただでさえ、がんばっているんだからね。

「がんばれ」と何気に使うけど、いい言葉じゃあないなと思う。大切なのは、言葉じゃなくて心。それはわかっているんだけれど。なにかもっといい言葉があるんだろうか。