過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

自分に自信がしかとある(根拠がなくとも)

保育園の先生とのやりとり。
──あかりちゃんは、物語をつくるのが好きですね。
「よく親子で一緒に物語をつくっているので」。
──〈なりきりごっこ〉が好きですね。くまさんになって、きつねさんになって、とか。でも、あかりちゃんはもいつもあかりちゃんで、他の人に、○○になあれと要求するんですよ。


たしかにそうだ。「おとうちゃん、魔女になって」「おとうちゃん、ブロントザウルスになあれ」と要求する。でも、自分が魔女やくまさんには、けっしてならない。
そういう時期なのか、そういう性格なのか。あかりは、西洋占星術でみると、太陽の支配星は獅子座。火の星座だ。


自分に自信がしかとある(根拠がなくとも)。自己主張はしっかりとする。人が周囲に集まる星回り。少しぐらい強気なことを言っても、「あの人はひと味違うな」という感じで許されたりする。なので、いけいけどんどんで、自信をもたせていくのがいい。
でも、じつはガラスの心臓で、自信がなくなると大きくヘタる。イケイケ状態のままだと、手痛いしっぺ返しがきたりする。


なんにせよ。たしかな自分自身に対する信頼、そして人の気持ちがわかるような子になるといいな。
人の気持ちがわかることで自分の気持がわかる。自分の気持もわかることで、ひとの気持ちがわかる。


まあ、そのあたりは、お父ちゃんに欠けている部分ではあるので。そこは、お父ちゃんの学びになっている。