過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

花いっぱいの施設にする

コメリさんの助成金で買わせてもらった花たち。なにしろ苗が300くらい。それを植えるのはたいへん。土が足りなくなって、畑から一輪車ではこぶ。ひさしぶりの力仕事。
あかりが「手つだいたいー」という。
花の株を鉢に入れたり水やりなど、楽しそうにやっていた。
でも、じきに飽きてしまう。やがて棒きれを持って、石ころを叩きはじめた。結局、戦力にはならず。
──あれれ、手伝わないの?
「いまは、石ころと遊ぶのが忙しいの」
そのうち、土団子をいくつも作って、持ってきた。
「あかりちゃんが、おかあさん役で、おとうちゃんが、子どもの役だよ。これを食べてね」
仕方なく、土団子をむしゃむしゃ食べるふり。そのうち
「木登りがしたい。毎日、木に登るっていったよね、公園に行こう」
ということになり、木登りのサポートだ。やれやれ。
まあしかし、こうしてあかりが楽しめるフィールドが増えた。利用者さんも喜んでくださる。花いっぱいの施設にする。
たくさんベランダに並んだ花の鉢をみていると、うれしい。とにかく花はいいものだ。輝いている。いきいきとしてくる。日々生長していく。そんな花を世話するというのは、喜びだ。

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