過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いちばん大切なことは、手を付けること

いちばん大切なことは、手を付けること。そこからしか、始まらない。手を付けなれば、何事も始まらない。進まない。ましてや、完了するわけがない。やり残し感、不全感の重圧だけが大きくなる。

手をつけるだけでも、大きな一歩。最初の一歩こそが実にたいへん。勇気と困難、不安や懸念や悲観。それをかかえながらの一歩。よろよろと、重病人が手さぐりで立ち上って歩き出すような……。

とにかく、手を付ければ、そこから始まるのだ。あきらめずに、やりつづければ、かならず完了する。宇宙のサポートを信ずる。

すこしずつに勢いがついている。欲がでてくる。もしかして、おもしろくなってくる。楽しくなってくる、かもしれない。

その過程で、眠っていた潜在力が引き出される。完了したら自信がつく。次への応用が効く。そうやって、ひとつひとつ課題を乗り越えていくしかない。