過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いつも手帳とICレコーダ、そしてデジカメはポケットにある

ぼくは基本、いつも手帳とICレコーダ、そしてデジカメはポケットにある。ワンコの散歩の時でも。あかりを肩車しての散歩の時でも。

その瞬間、記録しないと逃げていく。ひらめきを書く、録音する。おもしろい人との語らいも。風景を撮影する。

いいアイデアやひらめきが浮かんだ時、「あっ、これは覚えておかなくちゃ」と思うと、それに頭が支配される。そうなると、次の新鮮な出会いがなくなる。メモしておけば、もうそれは忘れていいってことだ。頭が自由になる。

ただ、その日か翌日に、テキストに入れないと管理できない。手帳が数冊たまると、もう気力がわかない。

レコーダは、あとで倍速で聞いても、時間がかかる。録音しておくだけとなりやすい。やはりメモがいい。単語一つで、思い出す。

その日のメモはその日の内にテキスト入力する。ディレクトリー管理しようとするとストレスになる。時系列で入力でいい。検索かければ、瞬時出てくるから。

ひととの語らいもメモする。自然、取材みたいになるけどね。まあ、これは仕事柄、そうなるのは仕方ない。

しかし、そんなことしてて、なんになる? わからない。けど、いい情報やひらめきは、たいせつにしたい。たのしいひとの語らい、めずらしいな情報はメモしておきたい。

そして、これは副産物。相手の話をちゃんと聞いています。学んでいます。もっと知りたいと思います。関心があります。そういう姿勢ということにもなる。これは、相手に対しての敬意につながるともいえる、かな。