過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

公有地の不法占拠の問題 決着

公有地の不法占拠の問題。
行政には「不法占拠しているOさんに文書できっちり注意してもらいたい」と、過去の判例を持ち出して文書で伝えていた。


昨日、行政が来訪した。
「文書は出しません。今回は、口頭で指導です」という。


──それは、困ります。どちらかがいつ死ぬかもしれないし、あなた(行政の担当)だって、いつ転勤になるのかわからない。文書にしておかないと、「言った、言わない、聞いてない」という問題が必ず起きるんですから。なので、ぜひ文書にしてもらいたい。


「いや、口頭での注意です」
行政は譲らない。
「まあともあれ、相手方と立会検分」ということになったので、ICレコーダで録音、デジカメで撮影する。


行政が礎石のマークを確認して、メジャーを取り出した。
「ここまでが公有地、ここからはOさんの敷地。現在、樹木などは公有地に入っていません。公有地に出ていた枝などは、すべて伐られました」と報告。


それを確認した。Oさんには、念を押した。
──ススキを刈ったのは問題だというあなたには、権利がないということです。いいですね。
Oさんは、「はい、そのとおりです」と。


もとより、ぼくは相手の不法専有に対して、全く問題にしてなかった。けれど、相手がケンカを売ってきたわけで、「ならば法的に決着を」ということになったわけだ。ともあれ、この件は完了。