過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

長尾先生のこと(4)

長尾先生がよく言っておられた。
成功するどうかは、所詮は「ひと」やなあ。その人に運があるかないか、できまる。その「ひと」に運気がない、徳がない、しぼんでいたら、どんなにいい企画でもうまくいかない。運気のある人がやれば、無理かなあ、ダメそうだということでも、成功するものだ、と。

その「運気」は、あるひとは「オーラ」だともいうし、ある坊さんは「守護霊が強いかどうか」という言い方もしていた。

長尾先生に聞いた。「じゃあ、運気のないひとは、なにをやってもだめなんですか」。「まあ、そういうこっちゃ」。「でも、なんかとならないんですか。運気を上げるには、どうしたらいいんですか」。そう聞いてみた。答えは「それはね、運気のあるひととつきあうことだよ」ということだった。

さらに聞いた。「でも、運気のあるひとと付き合うのが難しいときには、どうしたらいいんですか」。(つづく)