過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

木下恒雄さんを訪ねる

郷土史を研究し20冊以上もの著作のある木下恒雄さんを訪ねる。歴史の造詣がたいへんに深い。80歳を超えて、語り口も力強い。固有名詞も数字も正確。滔々と熱のあるお話をいただく。

独自に調べた春野町の人口推移の話など。浜松市と合併した時から、10年で24%の人口減。昭和30年と比較すると7割減だ。このまま放置するとやがて集落は消滅する。けれども、地元の人はほとんどが関心がない、と嘆いておられた。

春野の山林やお茶の歴史、集落の歴史的な推移など、示唆の富んだお話をいただく。こんど、毎月、講演をしていただくことをお願いした。