過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「これは9次産業だ」と言う 本気唐辛子のたくみさん

きのうは、「百古里(すがり)めぐり」の出店者とボランティア、地元の人との集いに参加した。いろいろな人との出会いがたのしい▲路上で投げ銭ライブのおなじみ、おおむらたくみさん。演奏するのは、アイルランドの笛、二胡、ヴァイオリン、チェロ、コンサーティーノなど13種類の楽器。ちょっとヘタなのがすてき。「ヘタにライバルなし」という▲昨年から、路上ライブをしながら、唐辛子の販売を始めた。これ、ものすごく辛い。「本気唐辛子」と名づけている。

ライブの現場でしか売らない。卸したりしない。好きな人に楽しんでもらう、来た人に喜んでもらう。そこを軸においている。それでも、そこそこの売上があるみたいだ▲「これは9次産業だ」と言う。生産から販売、そしてアートまで入って9次。なるほど。種から栽培して収穫、加工、パッケージ。ロゴもデザインもコピーもぜんぶ自分でこなす。無人店舗のときの録音した売り向上の文句も、お孫さんの声でほんわか楽しい。そして、路上ライブがたのしい。立ち話をすると、これまた楽しい。