過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

出かければに出会う。いろいろな人生体験が聞ける。生きた社会勉強になる。

あかりをつれて一日出かけてた。出かければに出会う。いろいろな人生体験が聞ける。生きた社会勉強になる。
おとうちゃんがいろんな人と立ち話していても、あかりも自分の興味であちこち歩いて時間をつぶせるようになってきた。図書館に行っても、ひとりで読書に熱中できるようになってきた。あれかたいことだ。
昨日は、まずは百古里(すがり)の十八番(おはこ)市。それからあちこちに寄る。
①13種類の楽器を演奏するトウガラシおじさん、おおむらたくみさんに会う。(写真1と2)
②おっきなトカゲを抱いて歩いていた女性に会う。トカゲに触らせてもらった。(写真1)
③ドラム缶サイズのロケットストーブで、排煙の煙突に赤土をかぶせて室内に這わせ、室内暖房している池田さんに出会う。こんど、見学させてもらう。
④天ぷら油を生成(自分で装置を作る)して、ディーゼルカーの燃料にしていたTさんに会う。トラクターもそれが動く。知人はベンツに天ぷら油を使ってた。天ぷら油は、学校給食やら蕎麦屋さんやら、いたるところで産業廃棄物で処分するので、タダでもらえる。エネルギー危機で役に立つか。
⑤陶芸家の青宵さんを訪ねる。自衛隊体験から紳士服の販売、九州でドイツ人に出会って陶芸に目覚める。山奥の一軒家で泊めてもらった夫婦から「もう終末が近い。ノアの箱舟が来る。ぼやぼやしておられないよ」と言われた。大した準備などせず、いきなり陶芸を始める。そして、いまや大家になってきている。
ガンサバイバーの友人二人が、お茶刈りをしていた。「リハビリにちょうどいいんだ」とRさん。(写真6)
⑦喫茶店と図書館の店。あかりは、ジュースを注文して、絵本を一人で読んでいた。(写真3と4)
⑧二俣図書館による。友人とばったり。Oさんは子どもは幼稚園から小学校まで、つまらないので行かないという。自分の好きな世界を深めていっている。
⑨80歳になっても、中国語とハングルを学び続けている田中康彦さんがいた。図書館で学習していた。(写真5)
浅野洋品店に寄った。昭和の二俣(ふたまた)の商店街を描いている新聞を見せてもらう。こうして地域の人が対面販売して、人と人が会話して商売が成り立っていた。昭和はいい時代だったなあと。(写真6)
⑪帰りに軽自動車がひっくりかえっていた。屋根が地面に。どうしてこうなったんだろ。交通事故現場はあかりにとってはじめて。