過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

となりの森町で「里山資本主義」の藻谷浩介さんの講演

講演の冒頭、ここはイスラム国じゃないんだから、男ばかり集まって講演聞いても、ああ、いい話だったで終わってしまう(なにしろ参加者のほとんどがオヤジたち。しかもわりと年配層)。女性が4割くらい参加しないと、まちを変えていこうという動きにならない、と。各地の具体的な事例、森町の人口動態のデータなど、啓発される話が盛り沢山だった。

となりの森町で「里山資本主義」の藻谷浩介さんの講演があった。はじまる前に藻谷さんにトイレで会ったので、立ち話。年間500回も全国の市町村で講演しているという。えーー!そんなに。で、そんな活動はいつまで続くのか、と聞くと、べつに営業しているわけではなくて、全国から依頼があれば出かけていくんだという。

総論の使い回しじゃなくて、かならずその地域のデータを踏まえて具体的な話をされるのがすごいですね、というと、ぼくは市町村オタクみたいなものだから、と。それにしても、500回というと、一日にいくつかの講演のかけもちがあると思う。スケジュールが過密すぎてつかれているようにも思われた。