過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

脱穀 いろいろトラブル

みんなそろそろお餅をつき始めているのに、こちらはやっと脱穀がはじまる。田んぼに行ってみると、竹で作った稲架掛けはへし折れて倒れていた。掛けていた稲もくずれ落ちている。前日の強風のためだ。杉の丸太の稲架掛けはさすが強固で、ビクともしていない。

共同購入した脱穀機はエンジンがトラブルで動かない。先日、古いタイプの脱穀機を借りてきた。数百キロもあるもので、キャタピラーがついてない。動かない、持ちあげられない。玉木さんが作った杉の木の三脚にチェーンブロックを取り付けて、持ち上げる。滑車の威力はすごい。ひとりで持ち上がる。それを軽トラに積んで運ぶ。そして下ろす。

ところが、なかなかエンジンがかからない。なんどもコイルを引っ張っても動かない、ヘトヘトになる。あちこちビスをゆるめたり締めたり。なんとかエンジンがかかる。さあ脱穀開始だ。お米5キロくらい脱穀したところで、稲が詰まってしまい、またもやエンジンが動かない。またもや、悪戦苦闘して、回復。しかしまた、しばらくして、お米を排出しなくなった。なかで詰まってしまう。原因がわからない。というような一日である。