過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

神社・寺社カフェの企画のなかで

小堀遠州の作った見事な庭園のあるお寺。いまは住職がいない。在家の方が留守番をしながら庭の整備などをしている▲今年いっぱいでその方がリタイアする。とてもいい人なので残念、替わりがいなくて困っている。さがしてほしいと本寺から頼まれていた。

お寺のことや庭の整備ができて、来訪するお客さんと応対ができて、地元との付きあいができて、数少ない檀家さんとのやりとりもできる人がいい▲とっても雰囲気のいい寺で、ぼくもその仕事をやってみたいほどだ。

精神科医の知人が心の相談室も兼ねて住んでみたいという▲また、友人の尼さんが、相続が発生し寺自分のお寺をでなくちゃいけなくなったために、居場所を探していた。お茶も活け花も、仏画も堪能な方なので、このお寺の雰囲気にはあっていそう。

いま「神社・寺社カフェ」の企画を進めている。目標100か寺▲歴史のあるお寺が、檀家相手だけではなくて、もっとひろく人々と交流するようになるといい。そのための〈きっかけ〉作りの企画だ▲たくさんのお寺との縁ができれば、おもしろい企画は次々と湧いてきそう。