過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

さびれてしまった熊切の商店街

空き家探しの一環で、さびれてしまった熊切の商店街も探索してみた▲閉めたままの旅館が2軒。こういう家で暮らすのも、おもしろいかな。ちかくに郵便局、駐在所▲お年寄りと立ち話。「このあたりの店は、もう2軒しかない。みんな閉めたよ。若い人はいない。もう集落はなくなっていくしかないな……」と。どんどんとさびれていくのみ。このままでは。

「青ねり」という春野銘菓をつくっている和菓子屋をたずねる。店主は91歳(2枚目の写真)。いまでも現役で菓子作りと販売をされている▲「あそこの店には、負けないよ。うちがいちばんおいしいし、売上も多いよ」と意気軒昂▲ちかくに廃校になった学校の教職員住宅あり(3枚目の写真)。これも、やがて取り壊されてしまうのでもったいない。「おためし住宅」にして若い人に住んでもらえばいいのに、と思うのだが。