過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

手作りの竹の納屋

きょうは、豪雨の中、まちなかに出かけた。市民協働委員会委員に応募したので、その面接に市役所に。8人くらいの面接官、こちらは一人▲「自己紹介してください」「これまでの市民活動について」みたいな質問だけ。もっと、あれやこれやと質問してくれると、言いたいこともたくさん言えるんだけどね。質問が少ないと、こちらからべらべら喋るわけにもいかないし▲そうは言っても必要以上に饒舌だったかもしれないかなぁ。また、うんうんと頷いてもくれないと、話していて手応え感がなくて、チカラも入らない。ま、縁があれば、というところ。

帰りは二俣の〈こみちカフェ〉で田中さんとランチ。プロテスタント教会を改装した喫茶店は、ママさんとともに、とても雰囲気がいい▲田中さんの家に寄って、建築中の納屋を拝見。これは、ほとんど田中さんが一人で作り上げ。さらにアトリエも作るという▲素材は竹と間伐材。近くの天竜川沿いの竹やぶから切ってきて、煙で燻して強度をだし、それを組み立てて作っている。総費用は10万円もいかないのではなかろうか。

田中さんはカヤック作りをされてきた方なので、この屋根はどこか船底みたいでもある。これから床を貼って、壁を作って、ほとんど一人で完成させてしまう▲かなり広いよ。30人くらいはゆうに寝泊まりできそう。映写会もできそう。ヨーガや太極拳の会場にもいい。パーティー会場にもいいな▲こうして、あちこちに達人・匠がいる。こうした現場で、力学的なこと、素材の工夫、道具の使い方などを聞けるのも、なかなかたのしいことだ。