過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

まちなかで「春野カフェ」開催

昨日は、まちなかで「春野カフェ」開催。1部は、春野への移住説明と相談会。2部は、春野暮らし10年、先月、もらい火で全焼して焼け出されて、新たなスタートを切ることになった田中康彦さんの話。鴨江アートセンターで行った。

参加者は8名。男性ひとりと、オーストラリアに暮らしている娘夫婦の移住の相談に来られた夫婦一組。空き家がある、環境がいいからといって、山里に暮らせるわけではない。やはり「仕事」があるかないか。どんなコミュニティがあるか。そこがたいせつ。

就職口がないのなら、自分でつくるしかない。その可能性。あるいは、どんな行政のサポートかあるか。新規就農支援制度、居住補助、コミュニティビジネス貸付金などを説明。

お茶工場でのバイト、木を伐る仕事、農家の手伝い、自然のものを活用した木工やアート。そうした工夫をして生計を立てている人たちを紹介した。

森町でWWOOFといって、宿泊と食事を提供して農作業をしてもらうホストをされている佐野さん、庭師をしながらも超絶アナログオーディオ作りをしている宮司さんも参加されていたので、体験を話してもらう。

田中さんは、火事ですべてを失ってのリセット。「暮らしはミニマム、夢はマックス」という話しを。そして、現在すすめている「阿多古和紙づくり」のプロジェクト、さらには竹を燻して家を建てる工夫など。

カメラを紛失したので、当日の映像がない。参加者の河合千恵子さんの画像をお借りする。こちらは、はじまる前の雑談風景。田中さんと宮司さん。