過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

これから人生は滅びにむかっていく

幼稚園も小学校も中学も高校も、病欠したことは一日しかなかった。いままでほとんど風邪なんかと無縁だったのに、今年になって二度も風邪を引いて、しかも長引いている。やはり歳とって免疫力が落ちているんだろうな。

なかなか人生、思うようにいかない。思い描くこと、やりたいことのほとんどはできない。それがあたりまえ。そんななかで、自分なりの程よい着地で納得せざるをえない。

ましてや、これから人生は滅びにむかっていく。あちこち動かなくなる、気力も衰える、適確に反応する力も、記憶力も鈍くなっていく。いつも元気でうまくいっている人生なんて、かえって危ないよね。そんなことが、体調崩すと、リアルに感じられる。春の雨の音を聞きながら……。