過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-10-14から1日間の記事一覧

いちばん最初の仏様とは

「徒然草」の最後に、兼好が八つになったとき、父に聞いたという話がある。「仏とは、どんなものなんでしょうか?」 「仏とは、人がなったものだよ」「では、どのようにして人が仏になったのですか?」 「それは、仏の教えによって、仏になったのだよ」「じ…

滅びゆく自分を受け入れること

「秋の日はつるべ落とし」。井戸から水をくむときには、滑車で桶を上げる。そして、手を離すと桶はすとーんと落下していく。体調はあんまり良くない。やがて体は滅びていく。体力、気力、知力。滅びゆく自分を受け入れること。そういう自分自身を愛すること…