過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

やっと大豆の選別作業を

きょうは、やっと大豆の選別作業をおこなった。収穫してから、ビニールハウスの中でしばらく放っておいた。その間に、雨が降りこんたり、霜に当たったりして、1割くらいの大豆がふやけたり、カビが生えてしまったよ。

さいわい、近所の心強い友人が手伝いに来てくれて、やっと選別作業を行った。一人じゃなかなかモチベーションが湧かないからね、とってもありがたい▲大豆は収穫までで作業の半分、というくらい手間がかかる▲なにしろ引っこ抜いた枝を踏んづけたり叩いたりして豆を取り出すものだから、枝や土や石ころや虫も混ざる。なにより豆も大小さまざま、傷んだものも混じっている。選別作業は、まずふるいにかけて、小さな茎や殻を落とす。ここまでで、3時間くらい

いよいよ納屋の奥にしまってある唐箕(とうみ)の出番だ▲ぐるぐるとハンドルを回すと、風車のように風が起こる。そこに豆をざあっと落とすと、茎やサヤは吹き飛ばされて、豆だけが出てくる。この作業の楽しいこと、楽しいこと▲ガラガラと手で動かす感触が楽しい。風がビュービューと出てきて、葉っぱが吹き飛ばされるのもワクワクする。そして、ガラガラガラとマメが落ちてくるのが、とっても嬉しい。

まだ石ころが残っていて、これはつまんで取り出さなくちゃいけないが、ともあれ61.5キロもの大豆の第一次選別作業が終わった。やれ、うれしや。