過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

大豆の脱穀

足を踏みこむとグイングイングインと針金のついた回転ドラムがまわる。「足踏み脱穀機」だ。バリバリバリと大豆がこそぎ落とされる。次に「唐箕」(とうみ)の出番だ。豆とさやと茎が混じったものを、入れる。ハンドルを回して羽を回転させると風が送られる。風で軽いサヤが吹き飛ばされて大豆が選別される。

きょうは大豆の脱穀。「足踏み脱穀機」は、そば処一休さんから借りてきた。「唐箕」は農家からもらってきた。ともに江戸時代からの使われてきた道具。とても頑丈で味わいがある。

ほぼ90キロの収穫。明日はこの1.5倍はあるので、ぜんぶで200キロくらいになりそう。そんなに収穫してどうするのって感じだ。国産の無肥料・無農薬の大豆は貴重だ。ゆっくりと味噌に加工しよう。醤油、そして豆腐、さらには納豆もいいね。