過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

瞑想がすすむ季節

だんだんと寒くなってくると、ぼくには瞑想がすすむ。といっても、さあやるぞ! という瞑想じゃあない。そのまま、なんにも考えないで、身心まるごと体験を味わうような瞑想だ▲ただ、背中が曲がると茫洋として妄想が迷走するので、腰と背筋はぴんと伸ばす。呼吸に意識を向ける。考えは追わない。注意点はこれだけ。

朝は、暗いうちに目が覚めると、布団にくるまっての瞑想▲枕を座布かわりにお尻に敷いて、膝と肩から布団にくるまる。だるまさん状態でぽかほかぬくぬくの瞑想。これは心地よくて、あっという間に1時間くらいたつ。

夕方は、火の瞑想だ▲いつもドラム缶風呂を沸かすので、薪を燃やす。パチパチと燃える炎をただ眺めている。これも1時間くらいすぐにたつ。そうして露天風呂に入って、星空をながめ、吹いてくる風を感じているだけでとっても幸せな瞑想タイム。

これからもっと寒くなると、日向ぼこ瞑想がいい▲ただただ、朝の陽の光を身心にいただいて味わうだけ。これがいちばん楽ちんで心地よい。