過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

朝起きたらそのまま風呂場に直行。アタマから冷水シャワー10秒。 そのあと、乾布摩擦。

「年寄りに冷水」の実践。
いつも真冬になると実践すること。
修行でも何でも無い、心地いいから続けていること。まあ健康法でもある。
  ▽
朝起きたらそのまま風呂場に直行。アタマから冷水シャワー10秒。
そのあと、乾布摩擦。
これで心身がスキッとする。下手な瞑想法よりも、ダイレクトに澄み渡る。数分で。
「なにも真冬にやらなくても、夏にやればいいんじゃないの」と言われるが、夏場じゃ、こうした精神性が澄みわたらないのだ。
  ▽
なにしろこれはもう30年以上は続けている実践で、この冴え渡る意識と身体ポカポカは気持ちよすぎてやめられない。
ただ、さすがにシャワーを浴びる寸前は、すこし怖くてイヤだけれど。

もひとつ。外風呂で温まると、風呂の横のドラム缶(ステンレス製)に汲んである冷水にザブンと潜る。アタマまでだ。これもまた、心身がスキッとするのだ。
あかりも、これはじめた。「まったくスッキリするので、びっくりした。それにぽかぽかになる」と言っていた。

みなさんは「それこそ“年寄りに冷や水”だから、およしなさい」という。
しかし、気持ちがいいのだから、死ぬまで続けるんじゃなかろうか。
  ▽
ところで、「年寄りに冷や水」の元意は、「冷や水」は江戸期から明治にかけての嗜好品「砂糖水」の別称。井戸から汲んだ冷や水に砂糖を入れて甘くして売っていた「冷や水」は、胃腸が弱ってきた老人には毒ということから生まれた諺らしい。真偽はわからず。