過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

鱒釣り大会

朝からロケットストーブで塩焼き。あかりは、ノコギリで切って薪をつくっていた。
鱒を釣って翌朝、薪をつくって塩焼き。一連のことに関わるというのは、すごい体験だ。なにしろ生きている鱒を捕まえるんだからね。スーパーで売っている切り身を料理してもらって食べるのと格段とちがう。
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阿多古川の鱒釣り大会に参加した。すぎのこ教室のイベント。
行こうかどうしようかはっきりしないので、あかりに選択肢を与えた。自分で選んいいんだよ、と。
①参加する ②参加しない ③成り行きを見て決める ④お父ちゃんたちは行きたいのでなるたけ参加してみようかと思ってみる
あかりは③でいくといっていたけど、④に押し切られていくことになった。
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で、やっぱり良かったみたい。
なにしろ釣りは人生初体験。しかも、25センチもある鱒がすぐに釣れたんだよ。エサづけから浮きが動いてさっと引き上げ、タモに入れる動きは阿多古川漁協の方がみんなやってくれたけど。
ピチピチと飛び跳ねる鱒の動きが伝わる。「鱒が可愛そうだ」といっていたけど、翌朝「美味しい」と食べていた。
ま、こうして、少しずつ、体験の質が深まっていけばね。いろいろ見えてくる。そのうちうなぎを釣りたいとお父ちゃんは思っているんだけど。