過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ものを書くことが楽しみになったら、どんどんと進む。

ちゃぶ台を机にして絵を描き出したが、立体図はまだちゃんと描けないで、騒いでいる。
教えようとしても自分流でやりたいようだ。
「教わろうとしない人はマスターできないんだよ。教わろうとしない人にはお父ちゃんは教えないんだから。」
そんなやりとりがあって、静かになったと思ったら、突然、なにか勢いよく書き出した。
「できたー」
──なにそれ?
「神さまの話しだよ」
──ふうん。聞かせて。
  ▽
こうして自分の考え、概念まとめるというのは、ひとつの論文の始まりだなあ。
おとうちゃんは、小さい頃、宿題で、つまらないものしか書いたことがない。読書感想文だとか。すすんで何かを書こうなんて思ったことなかった。
──よく書けたねえ。たいしたものだ。これに自分の体験を入れると、もっとよくなるぞ。
そのようにアドバイスした。
ものを書くことが楽しみになったら、どんどんと進む。描いてもいい。ダンスもいい、即興の歌でもいい。
とにかく、外に向かって自分を表現していけるといい。表現していくなかに、たくさんの学びがある。
  ▽
「生あかりちゃんに会いたくて」と、井出さんがはるばる訪ねてくれた。赤ん坊の頃から、Facebookであかりちゃんの成長を楽しみに見てきたんです」。
こうして発信を続けているので、おかげさまで、多くの方が見守ってくれているんだね。
「おとうちゃんが毎日記録してくれているので嬉しい。あかりも将来子どもが生まれたら、そうやってみる」と言っていた。

朗読

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