過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

パラシュート型で読んでいく『聖書』

『聖書』は全部を読んではいない。『新約』は読めても『旧約』を読むのは至難。

でも、西洋文明の基盤のひとつはキリスト教だ。(厳密には、ヘレニズム:古代ギリシャヘブライズム:キリスト教、ゲルマニズム:ゲルマン民族

ということで、しっかり読みたいと思いつつ、いつも挫折。とくに『旧約』は退屈なのだ。
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しかし、先日、『新約』と『旧約』の全テキストをダウンロードすることができて、Editorに収めた。

そのことで、一括検索が可能になる。「ソロモン」ならソロモンだけをテキストからピックアップして、その個所にタグジャンプすることができる。

で、イエスの話を熱心に聞く妹、それに対してイエスをもてなす家事に忙しくてイライラしている姉の話……、ええとあれば、だれだったか。そうだ、マルタ……。

ということで、マルタのワードで検索すると、該当箇所が幾つか出てくる。そのようにして、パラシュート型で読んでいくことにする。
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エスがある村へはいられた。するとマルタという名の女がイエスを家に迎え入れた。 この女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言に聞き入っていた。 

ところが、マルタは接待のことで忙がしくて心をとりみだし、イエスのところにきて言った。
「主よ、妹がわたしだけに接待をさせているのを、なんともお思いになりませんか。わたしの手伝いをするように妹におっしゃってください」

主は答えて言われた。
「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。 しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」。(ルカによる福音書