池田大作さんが生きておられたとしても、こうした提言など書けるものだろうか。4月27日の聖教新聞。
そして、この聖教新聞の一面の下の広告。天皇陛下の随想集がバーンと出ている。
創価も天皇制については、じつはむかしから深い思い入れがある。
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初代会長牧口常三郎の言葉。
万世一系の御皇室は一元的であって、今上陛下こそ現人神(あらひとがみ)であらせられる。即ち、天照大神を初め奉り、御代々の御稜威は現人神であらせられる今上陛下に凝集されてゐるのである。
されば吾々は神聖にして犯すべからずとある『天皇』を最上と思念し奉るものであって、昭和の時代には、天皇に帰一奉るのが国民の至誠だと信ずる。(中略)
吾々は現人神であらせられる天皇に帰一奉ることによって、ほんとうに敬神崇祖することが出来ると確信するのである。またこれが最も本質的な正しい国民の道だと信ずる次第である
(牧口常三郎『大善生活実証録』/『牧口常三郎全集』第10巻362頁〜)
『大善生活実証録』(同誌は国立国会図書館に覆刻版の所蔵)。「陛下の御稜威の下、我が陸海軍将兵が緒戦以来、赫々たる戦果を挙げている事は、吾等の衷心より感激に堪えない次第である……我国としても、もう寸毫の妥協も許されず、勝つか負けるかの一時のみ、否、断じて勝つの一手あるのみである」(これは幹部の言葉)