過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

目が覚めて起きるのは、明け方3時

寝るのは早いよ。20時だ。
あかりを寝かしつけるのが役目。
だが、いつもおとうちゃんが先に眠ってしまう。司馬遼太郎の本を数ページ読みながらすとん。いまは「新選組血風録」。
司馬遼ってすごいな。この時代の巨匠、司馬遼太郎松本清張。巨大すぎる。
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目が覚めて起きるのは、明け方3時。
起きたら、薪ストーブに火をつけて室内を温める。
その気配を察知して、あかりが目を覚ます。「トイレに行くので一緒に行ってほしい」という。

「おとうちゃんは、いまから仕事するからね」というと。あかりは、「さみしいのでとなりで寝てほしい」という。
手をつないで寝る。
そろそろ、いいかなと布団を出ようとすると、はしっと手を掴まれ「だめー」といわれる。
ううむ。仕方がないなあ。
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しかし、そのまま寝ているのもつらいぞ。
坐禅スタイルでヴィパッサナー瞑想。呼吸に意識を向けるのみ。
呼吸にあわせて、からだが膨らむ、縮む。それだけ。
やがて静かになる。するりと寝床を出てパソコンに向かう。