過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

サンマを七輪で焼いた

サンマを七輪で焼いた。炭を熾した。移動スーパーがきたとき買ったサンマで、一尾150円だった。
そのまま土間(ドマーニと呼んでいる)に机を運んで昼食。大根おろしと焼いたサンマ。

ついで、畑で大豆の収穫。葉っぱばかり大きくて豆は少なかったが、なんとかできた。
枝豆にはもう遅いかと思ったが、茹でてみたら、これがまた実に美味しいので驚いた。

あかりは鍬で土を耕していた。鍬を打ち込むとき、はっと気合を入れることを教えた。はっ、はっと打ち込んでいた。へなちょこだが、すこし会得してきたようだ。
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土を掘ると、フトミミズ(体長10センチほど)、小さなシマミミズ。
ハサミムシ、ダンゴムシ、コオロギ、ゴキブリ、ツチグモ、いろいろな昆虫がでてくる。ミミズなど、のったりしてほとんど動かないと思いきや、つかもうとすると体全体をくねらせて、盛んに動き回る。それが面白いと大喜びで見ていた。

地中に穴を掘って暮らしているミミズはありがたい。有機物を含んだ土を食べ、栄養に富んだフンを出しながら地中を移動している。枯れ葉・枯れ草や堆肥、虫の排せつ物や死骸などを食べて体内で分解し、肥沃な土壌へと変えていく。モグラやイノシシがミミズを食べにやってきて、畑が荒らされるのが困るのだが。
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かつて気田川では、夕方フトミミズ(カブラタ:シーボルトミミズ)を釣り針につけておくと、朝、何匹も取れたという方がいた。子どもの腕くらい太いのが10匹も20匹も取れた。いまではそんなに釣れることはないが、それでも毎週釣りにきて、毎週うな丼だという人に会った。来年は、ウナギ釣りに挑戦してみたいものだ。