過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

観察と探求あるところに人生の至福ありと

①経済大国でブイブイいわせていた日本の凋落、甚だしい。さらにこのまま堕ちていく予感。なにより、国民の政治的無関心と無力感、だめだなあ感、いちじるしい。

②なにしろ大東亜戦争に惨敗して、ポツダム宣言を受諾して、「無条件」降伏したんだもの。占領軍による支配。アメリカの属国、植民地支配下に置かれて70年余。敗戦によるダメージは100年も200年余も続くんだろうなぁ。

③戦後、なんというか、ラッキーなことに、アメリカが日本を「反共の防波堤」と位置づけたことで、アメリカの軍事力、経済力のもとで景気を拡大し続けた日本。そして世界に冠たる経済大国になった。でもいまの現実。それって今までがよすぎた。調子に乗りすぎたってことかなあ。

④政策の重要な部分は、アメリカの言いなりになって、官僚たちが決めていく。日米合同委員会で決められる政策。日米合同じゃなくて、アメリカのいいなり。統一人格としての日本ってあるんだろうか。

⑤独立国家の「体」をなしていないってことだと思う。外見的には民主主義の体をなしているかのように思わされている。首相も傀儡。集票マシンもアヤしいぞ。

⑥みんなテレビに洗脳。自分の意見を持たない日本人になっている。朝からテレビをつけっぱなし。サウナに行っても病院に行ってもテレビつけっぱなし。待合室に重症患者が必死で歩いてくる姿こた。そこに置かれているテレビのカードの販売機を買いに来るためだった。

⑦堕ちていく、堕ちていく。だめになっていくだめになっていく。かくして衰退していく現実をみていくしかない。そこから学ぶしかない。人のありようを。わが人生を。

⑧どうにもならない。けれど、自分の言葉でのこの空気感、感じるところを文字にしていくしかない。

⑨自分の日常のなかで、納得のいく生き方をしていくしかない。それはそれで、どこにあっても学びの人生。観察と探求あるところに人生の至福ありと思うことにしている。