過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

破産管財人に電話で聞いてみた

1億円の負債で自己破産した出版社(サンガ)の破産管財人に電話で聞いてみた。

多少、池谷の解釈が入っているが、概要は以下。

①ぽんとお金を出せば、版権と在庫をまとめて買えるのか?→まとめて買ってくれるとありがたい。

②いつから買えるのか?→随時いつでも。前売りセールは可能なので、早く手を挙げてほしい。すでに数社、問い合わせは来ている。

③ジャンル別に切り分けて買えるか?→タイトル別に切り分けて販売も可能。すなわち、スマナサーラ長老の本だけ、切り分けて販売可能。

破産管財人の管理はいつまで続くのか?→長くても、せいぜい二年くらい。

⑤最終的にどうなるのか?→版権と在庫を換価できなければ(売れなければ)、もとの所有権者に返すことになる。

⑥まだ出版されていない仕掛りの著作については、他社から出版できるか?→できる。関わった編集過程は考慮されない。

⑦破産管理人の管理下にある著作物でも、内容を少し改編すれば、他社からの出版は可能か?→可能である。もちろん著者との合意が必要。

⑧改編の程度だが」、たとえば「まえがき」「あとがき」を変えた程度でも、他社からの出版は可能か?→微妙なところだが、可能と思う。