過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

虹色の小鳥 なぜなぜ虹色

赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実をたべた
白い鳥 小鳥 なぜなぜ白い 白い実をたべた
青い鳥  小鳥 なぜなぜ青い 青い実を食べた
(作詞:北原白秋、作曲:成田為三)
 
お風呂でこれを歌った。あかりも、一緒に歌う。
「次は? もっとないの?」
 
─もっとあるよ。じゃあね。
黒い鳥  小鳥 なぜなぜ黒い 黒い実を食べた
黄色い鳥  小鳥 なぜなぜ黄色い 黄色い実を食べた
 
「ピンクは? 肌色は? 虹色は?」
 
というので、次々と色の名前をつけて歌ったのだった。
 
虹色の小鳥 なぜなぜ虹色 虹色の実を食べた
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そのうち、赤いサンダルを持ってきて、
「はい、お客さん10円ですよ」という。
 
─おや、やすいね。くださいな。はい10円。
「はい。ありがとうございます」
 
─じゃあ、次に黄色いサンダルをくださいな。
「黄色いのは、特別だから売れません。これは、お母ちゃんのためにとっておきます」
 
─なあんだ。じゃあ、ボロボロのサンダルをくださいな。
「お客さん、ボロボロのサンダルを買う人なんていませんよ」
 
そうたしなめられた。

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