過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりをリヤカーに乗せて引っ張って連れ出し

──散歩に行こうか。また、お月さまを見に行こう。
「寒いからイヤだ」
──じゃあ、リヤカーで行こうか。湯たんぽを入れたシュラフに包んであげる。
「それならいくー」
ということで、あかりをリヤカーに乗せて引っ張って連れ出した。
「あ、お月さま」
まだ夕方で明るいのに、真上に三日月が見えていた。あかりが、さきに見つけた。
ガタゴト歩いているうち、眠ってしまった。
シュラフにすっぽりかぶって、顔だけだしている。まるで、誘拐しているみたいにみえるかな。
カルロス・ゴーンの逃走みたいになっている。
この運動公園の左上に見える建物が、デイの施設。

f:id:ichirindo:20200102225847j:plain

f:id:ichirindo:20200102225853j:plain

f:id:ichirindo:20200102225901j:plain