過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

小さなことでも、やり遂げた気持ちが幸福感と

小さなことでも、やり遂げた気持ちが幸福感。なにか仕事が終わった時にこそ幸福感がある。「幸福」というものが、別にあるのではなくて、「終わった」「やり遂げだ」という充実感こそが、幸福の正体。

やるべきことをしないことが「怠ける」ということ。怠けることで、ただでさえ苦しい人生なのに、とんでもない苦しみ、耐えられない苦しみに陥ってしまう。怠けが苦しみを増大させてしまう。

仏道とは、「逃げなさい」ではなくて、「直面しなさい」という教えである。向き合ったところで「怠け」が消えてしまう。

道の始まりは「苦」と直面すること。他に選択はない、他に道はない。

まず、苦と直面すること。苦と直面するためには、誤魔化しなく、ありのままに気づくこと。直面するだけ。それが正しいアプローチである。

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スマナサーラ長老の説法されたものを掲載したた冊子「怠けを克服する」を再読した。テーラワーダ仏教協会から送ってくださったもの(誓教寺さんの発行)。

上の言葉は、その冊子中の言葉で励まされたので、適当に池谷がピックアップしたものである。(解脱に至る道のところは、また別の機会に紹介)

ということで、きょうは、小さな目標を(達成できそうなこと)を頑張ってやり遂げた。

遺骨収集団の方の1時間40分のテープ起こし、真言宗の本山の寺報作りに着手して形に、「看とりとおくり」のイベント報告書を書き上げたところ。

小さく区切って目標を設定したので、ひとつひとつ達成感がうまれる。それこそ、たしかに達成の充実感という幸せを感じる。

ま、もっとも「直面していない」で、逃げている現実もある。まさに「怠けることで、ただでさえ苦しい人生なのに、とんでもない苦しみ、耐えられない苦しみに陥ってしまう」という言葉にリアリティを感じる。また、それは明日以降にチャレンジすることに。