過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あまりに大きいのでびっくりした

アイガモの記事を見た方から電話があった。もう8年も前からアイガモ農法で田んぼをやっているという。ちょうど〈まちなか〉の歯医者に行く予定があったので、さっそくお訪ねしてみた。金原明善の生家の近くの方だ。

アイガモ農法の田んぼを案内していただいた。稲が大きく育っていて、アイガモのすがたがもう見えなくなっている。でも、呼べば、だだだーーっと寄ってきて、お米をバクバクと食べつくす。そのすがた、あまりに大きいのでびっくりした。こうなると、もう可愛くないよね。苗が小さくて、ヒナが水に上をスーイスイと泳ぐときが、可愛いのだと思った。飛躍するけど、育児も似たようなものかな。

ところで、土場が必要なことがわかった。土場があって、そしてちゃんと屋根があって休めるところ。いま屋根付きの小屋はあるのだが、こんなシンプルのやつがよさそうだ。

ところで、50年も前、ぼくの小学校の時の恩師が、たしかこのあたりだと記憶していたので、その方を知っているか聞いてみた。「従兄弟です。昨年亡くなりました」という。なんという不思議……。