過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

寝る前の読書

テレビの調子が悪いので、このところまったく見ていない。見なくてもなんら問題ない。それで、寝る前に読書するようになった。読み進めているうちに、いつの間にか眠ってしまうのがいい。なにしろ、むかしから寝つきが悪いので、助かる。睡眠導入剤としての読書だ。

それにしても、ワクワクして続きを読みたくなるような本がいい。おもしろくて、タメになる。しかも歴史観が養えるような本。読みはじめたら止まらないのが松本清張。だけど、歴史観を身につけようと思うと、司馬遼太郎かなあ。

ということで、江藤新平を描いた「歳月」を読み、いま浪花の侠客・明石家万吉を描いた「俄」を読んでいる。文庫本で600ページも700ページもある本だけど、寝る前によむのが楽しみになってきた。しばらく司馬遼太郎を読み進めていこうかと思う。しかし、司馬遼って、どうしてこんなに勉強したんだろう。どうしてこんなに、たくさん書けたんだろう。松本清張もそうだけど、すごすぎる。