過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お母さんと子どもの主体のイベントという企画

今回のイベントで、お、いいなと感じたのは、子どもを連れたお母さんたちの交流だ▲会場では、子どもたちが大の字に眠っていた。体育館の中を走り回っていた。叫んでいた。子どもの元気でイキイキとしたエネルギーがつたわった▲交流会では、大人も子ども太鼓のリズムで踊りだした。こういう流れはステキだなあ。

多くのイベントをみて感じるのは、「お母さんが動くと強い」ということ▲お母さんが動くと、子どもも動く。夫もおつきあいで動く。じいちゃん、ばあちゃんものぞきにくる。ママさんの友だちが参加する。子どもたち同士の交流が起きる▲子どもを介して、大人たち地域の交流になったりする。地域に波及しやすい▲いっぽう、オヤジだけがイベントを行うと、オヤジたちしか集まらないケースが多い。硬くなる。小難しい理屈とか、歴史のウンチクとか、メカの話とかそんな世界になることもある▲オヤジだけ集まって太鼓を叩いて踊るなんてことは、まず起こりにくい。エネルギーも流れにくいかな。

そんなわけで、いま思い浮かんでいるのは、大きな体育館を借りてのフリーマーケット▲ママさんと子ども主体がいい。まぁ売れなくても、子どもどうしの自主保育みたいな感じで、それでもいいかぁというゆるい感じ▲そうして、太鼓のワークショップとか木工とか絵が入る▲あわせて、ブースでは春野への移住相談も行う。講座室では、山里で暮らしているすてきな人たちの語りを展開していく。とまあ、そんなイメージである。