過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

エンジンがオーバーヒートして水蒸気が

ジムニーは、リフトアップの4駆で、山道や川原を走るのに便利だ。昨年、名古屋から買ってきたんだけど、20万キロもの走行距離。どこかおかしくなっても不思議はない▲こないだ運転していたら、突然、エンジンルームから、ブルンブルンと異音がした。ヘンだなあと思いつつ、そのまま走る▲やがて、ボンネットから煙がもわもわと出てきた。これは危ないと、すぐに引き返して、そのまま乗らずに数か月の放置。

きっとエンジンがオーバーヒートして、ラジエータの中の冷却水がなくなっているのだろう。ラジエータのキャップを開けてみると空っぽだった。で、カーショップで冷却水を買ってきて補充した▲もう大丈夫だろうと、昨日は、おそるおそる運転してみた。炭焼き窯のアドバイスをもらいに、ちかくの長老のお宅まで運転した。3キロくらい走ったか。長老宅についてエンジンを止めたら、またもや煙がでてきた。

おお、これは危ない。このままじゃオーバーヒートしてエンジンがダメになる。ボンネットを開けてみる▲ラジエータの水が漏れて、空っぽと思ったが、ラジエータの中ではゴボゴボっと沸騰しているようだ。水はあるようだ。水を追加しようとして、キャップを開けたら、熱湯が噴出して大やけどする▲その横になにやらタンクがある。ここは空っぽだ。ここに冷却水を入れたらいいんじゃないかな。

長老からやかんの水をもらってタンクに注いだ。おそるおそるエンジンをかけて走ってみた。なんとか帰ることができた。これはいよいよ、根本的に直さないと。きょうは、修理工場にもっていこう▲こんなふうに、いまの暮らしの中で「こんなもんでいいや」と適当に処置して、放置したまま。でも、動き出すとおおごとになりそうなことが、いくつかありそう。そんなことが予感される出来事と、とらえてみた。