過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

次は大豆だ

いまは田んぼに力を入れているけど、月末からは大豆の栽培が始まる。お借りしている田んぼの周囲には、たくさんの耕作放棄があって、そこに種をまかせてもらう。

大豆は一昨年前にトライしたけど、ぼくでもかんたんにできた。まったく無肥料・無農薬だ。しかも、雑草と同居していた▲大豆の種をまくとき、一工夫。鳩がさっそく食べにくる。そのために、テグスを張りめぐらせると、鳩が恐れをなしてやってこない▲水やりもほとんど必要なし。雨の降ってきそうな前の日に、種まきすればいい。問題の夏草だが、ある程度は抜いたが、なかば放置状態▲それでも、みんなが褒めてくれるほどの見事な大豆ができた。およそ60キロくらい。

いちばん大きな問題は、シカ対策かな。友人は苗のうちにも、ほとんどシカにたべられてしまった。対策は電気柵を張りめぐらせること▲それから、大豆の仕分けだ。唐箕をつかえば、大豆と葉っぱとはかんたんに仕分けられた。でも、根っこのまま引き抜いて乾燥させたので、固まった土くれと大豆の仕分けがとても困難だった。まったくの手作業で、苦労した。今年は、しかし、そのあたりがよくわかっているので、根っこを切って干しておけば大丈夫だと思う▲目標は200キロ。それを味噌に加工するつもりだ。納豆にも。