過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お寺めぐり 阿弥陀さんを拝観

「昭和レトロの二俣めぐり」は、二俣にある5つのお寺さんが参加してくださる▲その1つは、玖延寺(きゅうえんじ)さん。天正3年(1575年)開山。いつも拝観させてもらっているが、この阿弥陀さんがじつにすばらしい。おそらく平安時代のものだ。この阿弥陀さんを拝ませていただくだけでも、お訪ねする価値があるとおもう▲3/7(土)13時半〜拝観。14時〜法話。14時半〜坐禅。15時〜15時半 質疑応答。先着30名。

住職による坐禅会と法話が行われる。「我々の体は、空の雲のように、吹き過ぎてゆく風のようにできています。思いが思い込みにならず、思いのまま吹き過ぎていってくれる、なんという救いでしょう。本来無一物。この自由をあなたも満喫できます」と▲住職は、在家から出家した方で、川上雪担老師のもとで得度、小浜発心寺僧堂で修行、原田雪溪老師に出会って修行されたという本格的な禅僧だ▲住職を務めるかたわら、オペラのバリトンをうたう。かなり本格的。絶対音感を元に、きちんと御詠歌も指導してくださる。いちど学びにいったことがあるが、御詠歌はとても難しくてぼくには手が出なかった。