過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

早寝早起きにトライするか

ひさしぶりの早起きは、なんと4時。外はびゅーーーー、ごおーーーとすごい木枯らし。バラバラ、ギギギーーとにぶい音がする。トタン板を載せただけの薪小屋からだ▲外は真っ暗。しかし、闇がすこしずつ明けていく雰囲気もいいものだ。

10時くらいに就寝した。早く眠れば早く起きられる、あたりまえだけど、これが続けばすごいな。なにしろ寝付きが悪くて、眠りが浅いという暮らしは、中学生の頃からだ▲よく眠れないのは、ひとつには胃に食べ物が残っているためだと思う。就寝する2時間前には何も食べないのがいい。できれば、夕方の6時以降は食を断つ。これがとても難しい。でも、トライしてみようか。夜の食は断つ。早く寝る。そしたら、早く起きられる。

ほんとは寝る前に静かに瞑想し、起きたらまた瞑想。それがとても心身にいいんだけど、下手に瞑想すると眠れなくなってしまう▲さあ眠るぞという意気込みがあると、眠れない。ので、いつもは寝床で小説を読むことにしている▲数か月前から、松本清張の短編を読んでいる。清張というと長編の推理小説と思われているけど、じつは短編がいい。時代物がすばらしい。読みやすい、おもしろい。飽きることがない▲そんなわけで、寝る前には「これから清張を読むぞおーー」という楽しみがあって寝床に入る。で、読んでいるうちに、いつの間にか眠たくなって、そのまま眠ってしまうという流れだ。