過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ひとつひとつ感謝すべきことを思い起こしてみる  感謝の瞑想

さいしょは「ありがたい」と思っても、いつしか「あたりまえ」となってゆく。さらには、「……してくれない」と不満がわいてくるのが、この生き方▲こうなると、愚癡と怒りの渦に巻き込まれて、いろいろとトラブルが続発して、ますます暗く険しくなっていく。ふりかえると、サラリーマン時代、そういう流れがたしかにあったよ。

さいわい、いまの暮らしになんら問題はないけど、ひとつ暮らしに感謝行を習慣化させるといいな、と思い立った▲こうして生きていられる、そんなに不自由なくたのしく暮らせている、病もない、仕事もある、夢もある、実現に向かって一つひとつ歩んでいけてる▲これって、すごいことだ。これは、じゅうぶんに感謝にしなくちゃいけないことばかり。そう思い立った。

ということで、寝るとき、朝起きたとき、ひとつひとつ感謝すべきことを思い起こしてみる。この感謝行というか、感謝の瞑想、なかなかいいよ▲感謝が生き方に定着するくらいになれば、たいしたものだけどね。なかなかそこは、遠い道のり。まずは、ふと思い立ったときに行うだけでもよしとしよう。

感謝していくと、やっぱり落ち着いてくる。余裕が出てくる。きっと運勢も好転していくような気がする▲ただ、好転させるために感謝するというと、苦しいものがあるけど。でも最初は、それでもいい。無理にでも思い起こして感謝していく。やがて自然と感謝の念が湧いてくると思う。そうなるといい流れがおきてくる。きっと。