過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

助成金の企画の背景とか

ぼくの場合には、20万円、50万円とか100万円とかいうレベルの助成金のために、コツコツと企画書を書くというレベルだ▲いっぽうで、たとえば役所というのは、国に対して、こういう施策をしたいので、交付金をこれくらい必要という企画書を書くということになるのかな。

あるいは、電通とかいうレベルになると、国家予算でこういう施策の展開があるので、こういう企画をしたら予算がとれるよ、と行政に働きかけて、何千万、何億という企画をモノにしているのだろうか▲たとえば、環境省に予算が二千億あって、それは温暖化対策につかわれる。ならば、バイオ発電の企画をしたら予算が通るよ、それをうちがやらせてもらいましょう、とか。

あるいは、助成金ビジネスというものがあって、こういう助成金がある。企画させてほしい。で、予算が通ったら、何割をいただく、というような▲そんなことを考えていくと、行政とか自治体が、とつぜん、いろいろな企画(いままでにないセンスのいいものとか)を始める背景が、すこしみえてきたりもする。