過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

笹刈刃の目立て

草刈は毎日、30分の日課。刈っても刈っても、ものすごい草たち。筋トレを兼ねて、汗だくだ。なにしろ敷地は1700坪もある。さらに借りている畑のあぜ道とかも刈らなくちゃ。まったく、草の王国だよ。

背負い式の馬力のあるエンジン草刈機なので、騒音がすごい。耳栓をして行う。刃はチップソーのタイプじゃなくて、笹刈刃だ。樹の枝でもスパスパ切れる。刃がすり減ったところで、砥石で目立てをする。

砥石で磨いていくと、火花が出る。摩擦熱がすごくて、指を火傷した。最後は、丸い棒ヤスリで磨き上げる。この一連の作業が、なかなかおもしろい。田舎暮らしをしていると、こうして機械やら道具やら、いろいろと習得することがたくさんある。下手くそなぼくでも、すこしずつ技術が向上していくのはうれしいことだ。