過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いろいろと老化の兆候に気がつく

暮らしの中で、いろいろと老化の兆候に気がつく。話をしていて、文脈がズレてしまっていることに気がつかないで、ドミノ倒しのように理屈をつなげてしまうことがある。そのうち、あれれ? なにかオカしいな。いったいなにを言いたかったのだろう。

……あ、そうそう、これを言いたいために喋っていたんだよな、と気がつく。けれども、すでに修復は不可能に。聞いてくれている相手が、うんうん、そうだよね、なるほどと相槌を打ってくれるので、ますます迷宮入りになることがある。

なにかしようと立ち上がって歩き出して、もう忘れてちがうことをしている。花に水をやろうと外に出たら、玄関の掃除をはじめてしまった。あれれ、これをやるために来たんじゃないのに、なんだっけ?  ということが、近ごろよくある。