過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-04-06から1日間の記事一覧

森下さんの森で杉の木を伐らせてもらう

稲刈り後の天日干しをする(稲架掛け)ための長い樹の棒(ナル)が必要で、田河内(たごうち)集落の森下さんの森で杉の木を伐らせてもらうことになった。森下さん親子で、懇切に樹の伐り方を教えていただいた。足場の悪い斜面で重たいチェーンソーをもって…

棟方さんには「唐詩の世界」を講座をお願いした

春の雨、そして霧の立ち上るなか、川上の集落に棟方徳さんを訪ねた。かれは元大学の准教授で中国文学を教えておられた。春野に移住して10年近く。こんど、春野町の人たちを対象に、「らくいき講座」という文化教養講座を企画している。それで、棟方さんには…

『法華経』に出てくる「惟忖」ということば

『法華経』(1)近ごろ有名になった字が「忖度」。「忖」は、相手の気持ち、相手の胸の内、そっと推しはかるというように意味になる。たまたま今朝、『法華経』を序品から読んでいて、「忖」の字が出てきた。「惟忖」と使われる。「ゆいしゅん」と読むらしい…