過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人生がときめく片づけの魔法

「人生がときめく片づけの魔法」。ブックオフで100円で買った。これって、100万部くらい売れたよね。いままで数限りなく整理法、片づけの本を読んできた。ほとんどの本は役に立たなかった。心に残っている本は、梅棹忠夫の「知的生産の技術」。これは古典だよね。繰り返し読んだ。実践的に役に立ったのが、野口悠紀雄の「超整理法」。これは、いまでもこのやり方は、すこし変えて続けている。

さて、この本だ。どうして100万部も売れたのか、その切り口を知りたくて読みだした。期待はしていなかった。ところが、本の中のたった10ページ分。これで、実際に整理の扉が開いた。それは、衣服をたたんで整理するという方法。

衣服はたたんだら、収納はほとんど解決するという。ぼくはこれまで、きちんとたたむことはしなかった。丸めてギュッギュッと押しこむ。クローゼットに架けていた。でも、本のとおりに、たたみだした。コツは、重ねないこと。きちっと長方形になるようにたたむ。本の背表紙のように、立てる。なにがどこにあるのか、ひと目でわかる状態にする。

やってみたら、ぜんぜん面倒じゃない。けっこう楽しい。そして気持ちがいい。服とやりとりしている感じがいい。服がきちんと収まると、しっかりといきいきしてくる感じ。勢いがついて、シャツから作務衣から下着から靴下から、さらにはカーテンまで、繊維ものはぜんぶたたんで収納してしまった。こうして、見事に片づいた。まずは衣服編が完了。さて、次に書類と本だ。また、こちらは報告する。