過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

骨董市とか古着市に行くと

ぼくが着る服の基本はふんわり、ゆるゆる路線。作務衣に羽織とか、インド風のヤツとか。きちっとした固いものは、もう着る気がしない。ネクタイを締めるのは、一年に一度あるかないか。まあさすがに、法事だとか裁判の時には、スーツを着るけど。

骨董市とか古着市に行くと、ついつい和服を買ってしまう。シルクのものでも、すごく安い。裁縫はできっこないけど、いつかリフォームしたい。裂き織なども、やってみたい。大漁旗とか鯉のぼりとか、リフォームできたら、とってもいいね。ということで、和服がどっさりと溜まってしまった。

古着市などに行くと、女の人が自分で和服をリフォームして、自由に着こなしている。そういう方をつかまえては、いろいろとお聞ききするのも楽しい。この写真の方は、森町の古着市で出会った。ぜんぶ手作り、バッグは裂き織。上着は絹の服のリフォーム。楽しそうだ。

ガンジーが牢獄で糸車を回している有名な写真があるけど、ああいう世界にも憧れる。インドじゃ、じいさんたちが、足踏みのミシンでクルタパジャマなどを縫っていた。シルクのクルタをつくってもらったよ。去年、朝ドラの「カーネーション」を見ていて、足踏みミシンがほしいなあと思っていたら、知りあいから2台譲ってもらった。さらには、糸車も手に入ったよ。まあしかし、いつ実践の道に入ることができることかわからないけど。