過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

本作りの整理。思いつくままにアドバイスさせてもらったこと

本作りの整理。思いつくままにアドバイスさせてもらったことを整理。

①出版社:「企画書」を書いて、出版社の負担で本を出す。費用は出版社の負担。しかしいま出版社は確実に売れそうなものしか扱わない。「外部持ち込みの原稿は、みない」という出版社も増えてきた。

しかし、「あ、それはおもしろい。売れそうだ」という企画書がちゃんと編集者に通れば、可能性のないことはない。あるいは、確実に1,500部くらいは売れるというよみがあれば、可能性はある。

Amazonのオンデマンド(POD)出版:自分で「ひとり出版」ができる。在庫を持たなくていい。印刷製本、販売は一冊からでもAmazonが行う。

自分は、ホームページやYoutubeなどで広報していく。印刷経費(頁あたり5〜6円くらい)と販社に支払う経費(40%)。その他ISBN経費など。ただ、版下(本の形にデザインする)代は必要。それは、数十万円くらいかかる。

自費出版+販売:書店展開するには、東販・日販がないと店頭に並ばない。東販・日販に口座のある出版社を借りる。発行は自分のところ、発売は出版社。掛率が55%から60%くらいか。全国の書店や図書館に展開できる。

しかし、印刷製本は自分持ち。初版,3000部として、製本レベルにもよるが、数10万〜100万円以上はかかる。

④いわゆる自費出版系の会社:たとえばB芸社、Gルネッサンス、G書林、K談社やS省堂やS潮社の自費出版部門。しかし、200〜500万円くらいかかる。友人はS潮社で400万円。一流どころから出したという満足はあるが、ちゃんと売れるかどうかは、わからない。つくるほうは、読者を見て作っているわけでもない。客は著者なので。

⑤原稿の作り方:ZOOMでやりとりしながら、インタビュー。それをもとに話したことを元に原稿作りも可能。

ちゃんと書ける人でも、人とのやりとりを通して、読みやすいものができる場合が多い。養老孟司さんの「バカの壁」(450万部)とか藤原正彦の「国家の品格」(300万部)など。

⑥せっせとブログに書いて読者をひきつけて、固定ファンできたところで、本にしていく。Youtubeで小出しに発信していく。固定ファンができれば、そこから発信も販売も可能。本だけでなく、ワークショップも可能。