過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

農業というのは、自分で決めて自分のペースで行うだけ

ここしばらくカラカラ天気が続いていた。日が照りだす前に畑に行って、大豆の水やりをする。田んぼ2枚分なので、かなり体力がいる。2時間くらいかかる。でも、こうした畑仕事は、やればやった分、なんだか達成感がある。水やりだけでも、やったぞー! と自己採点が高くなる。

農業というのは、自分で決めて自分のペースで行うだけ。言い訳も愚癡も、文句もない。たくさんの失敗もするけど、また次に活かすことができる。失敗が糧になる。工夫と探求には、はてがない。これでいいというところがない。年をとってもそれなりにできる。

しかし、生活の糧を得ようとして行うと、それはたいへんなこと。ぼくの場合は、自分が食べるだけの趣味の道だから、のんびりしたものだけど。

夕立だ。昨日も今日も、ほどよく雨が降ってくれた。恵みの雨だ。また雑草が勢いよく伸びてくるなぁ。